2021年F1シュタイアーマルクGPの土曜予選で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは2番手だった。ボッタスは3グリッド降格ペナルティを受けているため、5番グリッドからミディアムタイヤで決勝をスタートすることになる。
ボッタスは金曜FP2においてピットボックスから発進した直後、コントロールを失ってピットレーンでスピン、マクラーレンのピットのそばでストップした。マクラーレンはFIAレースディレクターのマイケル・マシに対して「とんでもないことだ。我々のスタッフに当たりそうだった」と無線で訴え、その後、スチュワードはボッタスは「ピットレーンにおいて危険なドライビングをした」と判断、3グリッド降格のペナルティを科した。