そのシュタイアーマルクGP決勝。
チロリアンな短パン(レーダーホーゼン)が気になる国歌(州歌)斉唱。
しぶいおじさまの、しぶい歌声は、まるでバラードを聞いているようでした。
レース結果から言うと、フェルスタッペンさんの完璧な優勝でございました。
ポール・トゥ・ウイン!
チームの母国でレッドブルが勝ち、表彰台でオーストリア国歌が流れるという完璧さたるや。
サーキットに来ていたオーストリアの首相さんも、さぞや誇らしかったでありましょう。
州歌ではじまり国歌で終わる、オーストリア祭り(1回目)でございました。
チームメイトのペレスさんは、ピットミスが痛かった。
そしてタラレバだけれども、あと1周あったらどうなっていたかを見届けてみたかった。
そういえば、ペレスさんの息子さんがパパの応援に来ていたんですね。
ピットガレージで、なんのためらいもなくパパのクルマに何かを突っ込もうとする息子さんは、かわいさ120%でございました。
文句なしに優勝でございます。
ガスリーさんは、スタート直後のターン1で、ルクレールさんと接触してパンク。
その煽りでジョビナッツィさんと接触し、ラティフィさんも巻き込まれてしまいました。
結局ガスリーさんは、リタイアとなってしまわれました。
原因の一因となったルクレールさんはお咎めなしだったけれども、後方から追い上げてドライバー・オブ・ザ・デーを獲得されたけれども!
ライコさんのフロントウイングを踏んだことは、わたしのノートに書かせていただきましたからね!(ドヤ顔)
セバスチャン・ベッテルさん、ライコさん、リカルドさんの周回遅れトレインに引っかかったボッタスさん。
前に行きたいけれども、さりとて前にいけるスピードもなく。
ブルーフラッグで、やっとリカルドさんを抜けたけれども、ボッタスさんの後ろにいなくてはいけないリカルドさんもつらいわけで。
サインツjr.さんも、一度ブルーフラッグでハミさんを先に行かせたけれども、後に再度譲ってもらったようで。
早いタイミングで交換したメルセデスさんのハードタイヤは、もう限界だったのですね。
……そう考えると、確かにペレスさんは後1周あれば、ボッさんを抜けた、かも?
我らがキミ・ライコネンさんは、ただひとりハードタイヤでスタートいたしました。
ハードタイヤといえば、前回の苦い思い出が蘇ってまいりますが、
今回のコースに限っていえば、ハードタイヤスタートはそんなに悪くない、いや正解だったのかも?
なんて少しだけ期待もしてしまいましたが、結果は11位でございました。これが限界!
『あと10周あれば、数ポイントは獲得できたかも』とレース後にコメントしておられましたが、
あと10周を望むより、予選でもう少し上の位置から(以下略)
ただただ、タイム表示みて計算し続けるレースでございました。疲れたわ(笑)
来週もレットブルリンクでオーストリアGPでございます。
今回より、さらにお客さんが入るとか!
同じサーキットならば、チームも少しはゆっくりできるんでしょうかね?
メルセデスが、どうたてなおしてくるのかを楽しみにしたいと思います。
それではまた来週!
