その表彰台にいなかったペレスさん。
ノリスさんvsペレスさんは、ペレスさん押し出してのノリスさん5秒プラスペナルティ。
ペレスさんvsルクレールさんは、ルクレールさん押し出してのペレスさんに5秒プラスペナルティ。
さらにペレスさんvsルクレールさんで、ルクレールさん押し出してのペレスさんに5秒プラスペナルティ。
押して押されて押されて押して~って、これレーシングアクシデントでよかったのでは……。
ペレスさんはペナルティを2回食らいましての、結果6位で終えられました。
ペナルティがなければ5位だったけれども!
そもそも長いレースなんだから、もう少し慎重にノリスさんに仕掛けていれば、2位だったような気がしてしまうのよ。
角田裕毅くんは、ピットレーンの白線踏んで5秒ペナルティを2回食らってしまわれました……。
チャンスはいつ転がってくるかわからない!
トラックリミット違反とか、細かいもったいないミスは減らした方がいいのです。
ラッセルさんは、また不幸貯金を貯めてしまわれました。
68周目でアロンソさんに抜かれ、初ポイントならず……。
そのラッセルさんとアロンソさんのバトルは、見ごたえがありました。
同じラインを通らず、抜けるポイントを探すアロンソさんの執念深さたるや。
そりゃあラッセルさんも防げきれないわ。
クルマを降りた後、ラッセルさんに駆け寄っていったアロンソさんの心遣いと、
その後のラッセルさんを気遣うコメントも含めて、アロンソさんは格好よすぎでございました。
さて我らがキミ・ライコネンさん。
ハードタイヤ仲間のサインツJr.さんほどにはひっぱれず、38周目でピットイン(サインツさんは49周)。
また15番手くらいから12番手くらいまで地道にあがってまいりましたが、姉さん事件です。
前にいるラッセルさんしか見ていなかったのか、はたまた鳥か飛行機を見ていたのか。
ベッテルさんのことはまったく見えていなかったようで、後ろからきたベッテルさんと接触してしまいました……。
結果、20秒ペナルティの刑に処されましての16位、……のはずでございました、が。
ライコさんが出した黄旗のあおりをうけて、8人が審議に。
マゼピンさんとラティフィさんのふたりが、30秒加算ペナルティに処されてしまいまして、15位のラティフィさんが16位。
16位のライコさんが15位に。
ペナルティを受けて下がったのに、あがるとはこれいかに。
レース後は、ご子息ロビンくんに、しっかり叱かられていただきたい。
そしてベッテルさんに、お詫びのお中元を贈っていただきたく。
ライコさんファンにとっては、ため息で終わってしまったオーストリアGPでございました。
いやあ、さすがに3週連続レースは疲れましたね。
みなさん、本当にお疲れさまでした。
さて次回はイギリスGP!
シルバーストン、楽しみですね。
それではまた、お会いしましょう!
