『スプリント予選』が導入された2021年F1第10戦イギリスGP初日、フリー走行ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が2番手以下に0.7秒以上の差をつける圧倒的な速さを見せた。しかし夕方からの予選では、地元ファンの大歓声を受けたルイス・ハミルトン(メルセデス)に0.172秒及ばず2番手にとどまった。
初代スピードキングの称号は獲得できなかったものの、ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは「パワーユニットに関してはトラブルもなく、短い時間のなかで最適化作業はきちんと進められた」と、自信を見せた。