メルセデスF1のテクニカルディレクターを務めるジェームズ・アリソンは、先週のF1第10戦イギリスGPで導入した空力パッケージのおかげで、最大のライバルであるレッドブル・レーシングとの「差をいくらか詰めることができた」と語った。
メルセデスは、直近の5戦で連勝していたレッドブルの勢いを止めるという強い意志を持ってF1第10戦イギリスGPに臨んだ。昨年のチャンピオンチームであるメルセデスは勢いを取り戻すために、過去にも好結果を出しているシルバーストンでの戦いに頼る一方、さらに重要な要素として、パッケージのアップグレードに2021年型マシン『W12』のパフォーマンス向上への期待を託した。