前戦イギリスGPの雪辱を期したいレッドブル・ホンダ。しかし第11戦ハンガリーGPの予選ではメルセデス2台にフロントロウを独占された。しかも3番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、4番手セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)ともに、耐久性に劣るソフトタイヤでのスタートとなり、苦しいレース展開が予想される。
そんな予選結果についてホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターは、「今日の結果がすべて。今日時点での、ここでの実力が出た」と、メルセデスに対する力負けを認めた。それでも5番グリッドを獲得したピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、そして予選Q1落ちを喫した角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)を含め、「4台完走、4台入賞を果たして夏休み前最後のレースを締めたい」と、レースへの抱負を語っていた。