2021年F1第13戦オランダGPのフリー走行1回目、セッション開始から十数秒後、コースインした角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は、最初のバンクがついたコーナーであるターン3で後方から来たチームメートのピエール・ガスリーにイン側のラインを譲り、緩やかに立ち上がっていった。よく見ると、『エアロレーキ』と呼ばれる動的状態で空気の速度、流量、角度、圧力などを測定するセンサーが取り付けられてあった。

 エアロレーキを装着しての走行では、ラップタイムはまったく重要ではないため、チームメイトに進路を譲ったわけだ。しかし、直後のターン10でスロットルを開けた瞬間にスピン。マシンにダメージを与えることはなく、すぐに走行を再開。もう1周した後、ピットインした。すぐにピットアウトした角田だったが、直後に再びピットイン。そして、角田はその後、フリー走行1回目で再びコースインすることはなかった。

本日のレースクイーン

奥西はつみおくにしはつみ
2025年 / スーパー耐久
AutoLabo Lady
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円