翌日のフリー走行3回目は、予想どおりの豪雨で中止に。
このままおしゃべりGPになるのかと期待しておりましたが、中途半端に放送終了。
わたしは声を大にして言いたい。
めったにないこんなときこそ、あなたのF1うんちくを披露してほしいのよ。

うってかわって、予選時のソチのお空は晴れ。
コースにはまだ水が残っておりますが、走れないほどではなく。

Q1、雨はこない無線のあとに雨がくる無線。どっちやねんと。
ジョビナッツィさんは、シャルル・ルクレールさんの目の前でスピンし、あわや接触の場面でございました。
最後尾が決まっているフェルスタッペンさんは、2周でクルマを降りてしまわれましたよ。

セッション終了1分前の時点で、ライコさんは15番手でございます。
なんとかここで踏ん張っていただきたいとの祈りむなしく、16番手で終了。
わたしの予選も、これにて終了でございます。

ライコネンさんは16番手でQ1突破ならず
ライコネンさんは16番手でQ1突破ならず
パワーユニット交換のフェルスタッペンさんは最後尾に
パワーユニット交換のフェルスタッペンさんは最後尾に

Q2、コースに最初に飛び出す、やる気に満ち溢れるガスリーさん。
だがしかし、チームの戦略ミスでQ2敗退となってしまわれました。
ヘイローを叩きつけるガスリーさんが印象的でございました。

Q3、スリックタイヤでカクカクしながら走る、ジョージ・ラッセルさん。
私のなかでのウィリアムズさんは、切り込み隊長でございます。

切り込み隊長のウイリアムズとラッセルさん
切り込み隊長のウイリアムズとラッセルさん

それが正解と見たマクラーレンとカルロス・サインツJr.さんもタイヤ交換へ。
これがランド・ノリスさんの劇的初ポールへとつながりました。

遅れをとったハミルトンさんは、ピット入口でヒット。
フロントウイングが折れて、ノーズ交換とあいなりました。
フェルスタッペンさんが後方に沈んでいるときだからこそのプレッシャーでしょうか。
結局、タイヤの熱入れが間に合わずの4番手に沈んでしまわれました。

全車ソフトタイヤのなか、反応の速かった人が勝利というわかりやすい結末でございましたが、
チーム・ドライバーがタイヤに振り回された予選は、とてもおもしろかったです。

ハミルトンさんは濡れたピットレーン入口でウォールにヒット
ハミルトンさんは濡れたピットレーン入口でウォールにヒット
仲良しコンビがロシアGPのフロントロウを独占
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