さてロシアGP決勝。
ボッタスさんのパワーユニット交換の一報が!
本当に交換する必要があるのかもしれませんが、信じる信じないはあなた次第です。
えげつない作戦と思うけれども、なりふり構わない姿勢は嫌いじゃない。(むしろ好き!)
そのパワーユニットを交換したのは、今回4人もいらっしゃいまして。
(ボッさん、ジョビさん、ルクレールさんにフェルスタッペンさん)
パワーユニット交換は、季節の枕詞でございますな。
もうシーズンも終盤なんだなあと、しみじみしてみたり。
みなさんが下がってくださいましたので、ライコさんは13番グリッドからのスタートでございます。
曇り空のソチは雨の確立40%。
大人の事情でロシア国歌のかわりに、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番が。
グランドピアノの上で踊るバレリーナさんが美しくも斬新でございました。
彼女も、よもやピアノの上で踊る仕事が来るとは思ってもいなかったことでしょう。
さて肝心のレース結果でございますが……。
ハミルトンさんがついに100勝を決められましたー!
スタートで順位を落としたときはどうなるかと思いましたが、よくぞこのわけわからん(失礼)レースで勝利されました。
さすが王者でございます。
メルセデス一強が今シーズンも続いていたならば、もっとはやくに100勝、さらに記録を伸ばしていたことでしょう。
当初はハミルトンさんも、ここまで苦労するとは思っていなかったのでは? なんて想像してみたり。
混戦はファンにとっては大歓迎でございます。
今シーズンは本当におもしろい!
そしてフェルスタッペンさんは2位でゴールされましたよー!
わたし的には、実質優勝でございます。
最後尾からの追い上げに、混乱の雨で勝機を掴む運の強さよ!
……本当だったら、この勢いで次戦、鈴鹿を迎えていたんだよなぁとしんみり。
鈴鹿で応援は叶いませんでしたが、どうかこのまま最後までがんばっていただきたい。
雨の勝機といえば我らがライコさんは、8位でゴールされましたよ!
数字を追っておりましたので、順位が上がっていく様をリアルタイムに監視しておりましたが……。
みんなあわててピットに入り始めたときの順位変動は、それはもうカオスでございました(笑)
あんな場面、二度とみられないかも。
また46周目あたりから、もう一度、いや二度三度、見返して楽しみたいと思っております。
そのライコさん。
ライコさんのレースを通してみると、放送にはあまりお姿が映らずでございました。
10周目、セバスチャン・ベッテルさんとルクレールさん、フェルスタッペンさんのバトル中に、チラっと映りこんだぐらいの存在感でございまして。
14周目で8番手にあがり、15周目で7番手まであがりましたがピットイン、16番手まで下がりまして。
ステイアウトが正解なんて、ウソだといってよバーニー! でございます。
36周目で11番手まであがりましたが、11番手は我らにとって鬼門の数字。
またか……、またNOポイントデーなのか。
そんな悪夢のなか、40周目に『雨がくる』無線。
後10分でパラパラ程度の雨が降るっていうけど、信じていいの? 期待していいの?
44周目、ターン10でついに雨がきたーーーーーーー!
観客席でも傘にカッパ姿が見られますよ!
ランド・ノリスさんがコースオフするなか、47周目、ラッセルさん、ボッさん、ライコさんとピットイン。
この早めの判断が功をなし、気が付けば8番手に。
カオスなレースに比例して、目まぐるしく変わる変わるよ順位が変わる~。
雨降って湧いたポイントゲットでございました。
ところで、速めのピットインが功をなしたズのボッタスさん。
20周目あたりのチーム無線が『トップ5を目指している』と伝えていたのですが……。
ポイントも取れなさそうな位置におられましたが、終わってみたら5位でした
無線の人、予言者か!
正直、ハミルトンさんの100勝目には、ボッさんそんなに役に立っゴニョゴニョな気はいたしますが、
自分の判断でもぎ取った5位なんだから、それでいいのだ!
フィンランド人ドライバーにとっては、恵の雨でございました。
ランド・ノリスさんは初優勝ならず。
雨に泣いたひとりでございました。
テレビ画面を見ながら『いいからピット入りなよ』と叫んだ人も多かったと思います。
『2位じゃ駄目なんですか』と、わたしも叫んでおりました。
結果として7位で終わってしまいましたが、きっと近い未来にリベンジできる予感がいたしますよ。
雨に泣かされた人、雨に笑った人、悲喜こもごもなドラマチックレイン。
いや本当に、おもしろいレースでございました。
さて次回は、トルコGPでございます。
本当は日本GPだったんですけどね……。くぅ。
そういえば、鈴鹿用のエアチケットをキャンセルしたのですが……。
実は、行きのチケットは購入しておりましたが、帰りのチケットを購入していなかったことが判明。
ひえー!!!
もし日本GPが開催されていたら、わたしはどうしていたでしょうか。(たぶん高いチケットを泣きながら購入)
みなさんも、どうか慣れた作業ほど慎重に。
それではまた、お会いしましょう!