金曜日のフリー走行2回目、マクラーレンのピットウォールで激しいやりとりを行っていたフェルナンド・アロンソとロン・デニス。ふたりは金曜の走行が終わったあと、今度はコントロールタワーへ行き、約30分間にわたってレースディレクターのチャーリー・ホワイティングと緊急ミーティングを行った。その内容は既報のとおり、アロンソ欠場の判断を覆そうとするものだったと言われている。

 もしデニスが本当にアロンソ出場を懇願したのなら、アロンソの身体はレースに出場できる状態にあるということになる。それならば、なぜFIAはアロンソに欠場を言い渡したのか。憶測が憶測を呼び、バーレーンでは、さまざまな噂が飛び交っている。

 最も過激な説は、スペインのAS紙が報じた「アロンソはポーランド症候群に苦しんでいる」というものだ。ポーランド症候群は非常に稀な先天性の障害で、肺や乳房など身体の一部が欠損を含む不完全な状態で発育、形成される症状を含む。アロンソが、そんな症状に悩まされていたとは信じがたいが、デニスとアロンソと緊急ミーティングを行ったホワイティングは、会談の内容について「プライベートなことなので公表することはできない」と語ったため、あながち否定できない。

 ただし同じくスペインのマルカ紙は、ポーランド症候群と報じたAS紙の報道を一笑に付した。

「フェルナンドはクラッシュで肋骨をいくつか骨折した際に、肺に小さな気胸ができただけで、言われているようなポーランド症候群ではない」

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