投稿日: 2021.10.15 13:36
更新日: 2021.10.15 13:45
更新日: 2021.10.15 13:45
メルセデスF1がハミルトンのレースを分析「タイヤ無交換も可能だったが、7位か8位に落ちていただろう」
Grandprix.com
メルセデスF1チームのチーフテクニカルオフィサーであるジェームズ・アリソンが、F1第16戦トルコGP決勝でのルイス・ハミルトンのタイヤ戦略について改めて説明した。ハミルトンが無交換で走り切ることは可能だったものの、その場合は大きく順位を落としたと、チームは結論づけた。
ウエットコンディションのレースで、ハミルトンはエンジン交換のため、11番グリッドから、他のドライバーと同様にインターミディエイトタイヤでスタートした。58周のレース中に路面は十分には乾かず、レース中盤以降、各車が新品インターミディエイトへと交換していった。上位勢のタイヤ交換によって3番手に繰り上がったハミルトンは、チームがタイヤ交換の指示を出した際に、無交換でそのポジションを維持することを望んだ。チームは検討した結果、結局はその作戦が不利になると判断し、他車より大幅に遅い50周目にハミルトンをピットに入れた。