2021年F1第17戦アメリカGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った点について解説する。今回は、メルセデスとフェラーリのパワーユニット(PU)状況についてまとめた。

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 アメリカGPではバルテリ・ボッタスが今季6基目のエンジン本体(ICE)の交換を行い、グリッド降格ペナルティを受けた。1台あたり年間3基という規定の、実に倍の数字である。さらにメルセデスユーザーのアストンマーティンとウイリアムズも、1台ずつ交換を余儀なくされた。前戦トルコではマクラーレンのダニエル・リカルドも、同じ理由でペナルティを受けている。

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