レースは終盤に差し掛かり、各車とも打つ手のない膠着状態に陥る。3番手サインツに対し4番手ペレスが追いすがるが、3秒弱のギャップがなかなか縮められない。

 そんななかで43周目にフェルスタッペンがピットに飛び込み、中古のソフトに交換。同時にペレスもピットインしフェラーリに対して揺さぶりを掛ける。これに対しフェラーリは翌周にサインツをピットインさせるが首位ルクレールはステイアウト。さらにハミルトン、アロンソ、角田もピットインしたところでガスリーがターン3出口でマシンを止め出火。これでセーフティカー導入となり、首位ルクレールなどのマシンもピットインしてソフトタイヤに履き替える。フェルスタッペンはステアリングがあらゆる場所で重く引っかかりを感じると訴えるが、チームはピットインの必要なしと判断した。しかし状況はどんどん悪化するとフェルスタッペンは訴えるが、このまま走り続けるしかない。

ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
2022年F1第1戦バーレーンGP ターン3出口にマシンを止めたピエール・ガスリー(アルファタウリ)

 順位は首位ルクレール、2番手フェルスタッペン、3番手サインツ、4番手ペレス、5番手ハミルトン、6番手ラッセル、7番手マグヌッセン、8番手ボッタス、9番手オコン、10番手シューマッハー、11番手角田、12番手アロンソ、13番手周となる。

 全周回遅れを先行させ、レースは51周目に残り7周で再開。ルクレールは悠々と加速して首位を守り、後方ではターン1で3番手サインツがフェルスタッペンのアウトに並びかけるが、フェルスタッペンも巧みに2番手を守り切った。後方では角田がターン4でアウトからシューマッハーを抜き、さらにアロンソも抜いて10番手に浮上した。

 首位ルクレールはフェルスタッペンを寄せ続けず、リスタート直後にファステストラップを記録して一気に2秒のギャップを作り出す。そのまま57周を走り切り、ルクレールが開幕戦をポール・トゥ・ウインで制した。

 フェルスタッペンは55周目にマシントラブルでスローダウンを喫しピットインしてリタイア。2位はサインツ、3番手ペレスはハミルトンの猛攻を凌ぎきったかに見えたが最終ラップの57周目のターン1でスピン。これで3位はハミルトン、4位ラッセル、5位マグヌッセン、6位ボッタス、7位オコン、8位角田、9位アロンソ、10位にデビュー戦入賞の周というリザルトとなった。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)
2022年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレール(フェラーリ)
シャルル・ルクレール&カルロス・サインツ(フェラーリ)
2022年F1第1戦バーレーンGP シャルル・ルクレール&カルロス・サインツ(フェラーリ)
ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2022年F1第1戦バーレーンGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

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