アルファタウリは第12戦フランスGPに待望のアップグレードパッケージを投入した。細かなアップデートパーツを投入していくのではなく、大型パッケージとしてまとめて一気にマシンの改良をはかっていくというのがアルファタウリの方針で、第4戦エミリア・ロマーニャGP以来、実に約3カ月ぶりとなるマシンの進化だ。
具体的にはフロアの下側が全面的に刷新されており、フロア前端部分からサイドへ流れるフロアフェンス、フロアエッジの整流フィン、ディフューザー、サイドポッド後方の膨らみなどが変わった。つまりマシン後半部分の空力を全面的に改めて、課題であったダウンフォース不足を改善しようというわけだ。
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