■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選=8番手
僕たちはプッシュラップを最後まで走り切ることができなかった。マシンに十分な燃料が残っていなかった可能性があったからだ。セッションのなかでそのミスに気付かなかった。
終盤追加の1周を走ることに少し驚いた。そうなることを予想していなかったんだ。良いラップを走っていたけれど、最後のラップをスタートする前に断念した。ポールを取れたかもしれないラップだった。
今思えば、最後から2番目のラップをしっかり走り切っておくべきだった。僕は終盤の2ラップを断念しなければならなかったんだ。でも後からあれこれ言うのは良いことではない。
明日何ができるかを見ていくつもりだが、フラストレーションがたまるレースになるだろう。このサーキットで8番手からスタートというのは、モナコと似たような状況になる。オーバーテイクのチャンスはあまりないし、追い越しがとても難しいコースなんだ。
(『Sky Sports』に語り)ラップに良い感触を持っていたのに、アタックを中断しろと言われた。最後のラップでピットに戻れと言われたんだ。それで何が起こるのかが分かった。燃料が足りなくなっていたんだ。信じられないほど悔しい。あってはならないことだ。燃料が足りなくなりそうで、6周走る予定を立てている場合には、少なくともセッションの間、そうならないようにチェックするものだ。もっと早い段階で状況を把握しておくべきだった。このことに不満を持っている。
もちろん、F1はチームで戦うものだ。僕がミスをする可能性もあるし、チームがミスを犯す可能性もある。でもこのことは決して受け入れられない。もちろんこの経験から学ぶことはできるだろうが、正直言って、ひどいことだ。決して起きてはならないことだよ。
