F1第第18戦日本GPでドライバーズチャンピオンに輝いたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。タイトル決定まで混乱があったものの、すぐに次の目標をコンストラクターズタイトル獲得へと定めてた。スイス在住のF1ジャーナリスト、マチアス・ブルナーが日本GPを振り返る。

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 日本GPがほぼ確実にウェットレースになることを知って、フェルスタッペンは大いに喜んだ。より正確に言うなら、喜んだのはヨス・フェルスタッペンだ。レッドブル・レーシングのエース、マックス・フェルスタッペンの父親ヨスは、鈴鹿のレース後にこう語っている。「今日はイケると思っていたよ。マックスは、まだ背丈が私の半分くらいしかない頃から、ウェット路面では抜群だったんだ」

 21年と22年の世界選手権争いの違いについても、ヨスとマックスは同じ印象を共有しているようだ。ヨスは言う。「1年前のこの時期、プレッシャーはほとんど耐え難いほどに高まっていた。それだけに、アブダビでついに決着がついたときには、ものすごく強い感激があった。正直なところ、今回はそれほどでもなかった。問題はマックスがチャンピオンになるかどうかではなく、いつ決まるかだったからだ」

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