2016年末でメルセデスとの現在の契約が切れるものと考えられているニコ・ロズベルグが、今は来季以降のことは考えていないと述べる一方で、残留を示唆する発言を行った。

 チームメイトのルイス・ハミルトンは昨年5月、2018年末まで契約を延長したことが明らかになっている。一方、ロズベルグとメルセデスとの現在の契約期間は今年末までであるとみられ、彼が動くとなればストーブリーグに大きな影響が出るものとして注目が集まっている。

 ロスベルグは、今年末で現在の契約が切れることに関して聞かれ、「第一に、必ずしもそうではない」と答えたとCrash.netが報じた。
「第二に、今のところ契約のことは考えていない。そんな必要はないからね」

「このチームに完全に溶け込んでいる。とてもいい関係を結んでいるし、しばらくここにいるだろうことは確かだ。そういうわけで、今は契約については考えていない」

 Crash.netは、2014年に2年の契約延長を行った際に両者は2017年以降のオプション契約も結んでいるものと予想している。

 ロズベルグは今季ここまで2勝を挙げて昨年末から5連勝を成し遂げ、非常に好調な状態にある。

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