長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はサウジアラビアGPでの戦いぶりを振り返る。
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ジェッダ・コーニッシュ・サーキットは高速でなおかつウォールが近いため、ドライバーたちにとって大きな挑戦になる。それにもかかわらず、日曜日のナイトレースをウォールにクラッシュして終える者はひとりもおらず、オープニングラップでも中団で小さな事故があっただけだった。そういう意味では20人全員が堅実な仕事をしたといえるだろう。