開幕2戦をいずれも1-2フィニッシュで圧勝したレッドブル。キャラクターが異なるふたつのサーキットでライバル勢を圧倒する速さを見せたレッドブルが、今シーズンの新車の中で最も速いマシンのひとつであることは間違いないだろう。
ただし、サウジアラビアGPでは、速すぎるがゆえの弱点も露呈していた。それは駆動系だ。土曜日の予選Q2のアタック中にシフトチェンジできなくなったマックス・フェルスタッペンは、そのままピットインして予選を終了させた。
多くのパーツで作り上げられているレーシングカーにはトラブルはつきものだ。しかし、サウジアラビアGPでのフェルスタッペンのトラブルはそれだけではなかった。土曜日の朝にエンジンをかけた際にギヤボックスから異音が確認されたため、ギヤボックス交換を行っていた。
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