F1第3戦オーストラリアGPは3度の赤旗で混乱したレースとなったが、フェルスタッペンは冷静な走りで見事なポール・トゥ・ウインを飾った。スイス在住のF1ジャーナリスト、マチアス・ブルナーがフェルスタッペンの週末を振り返る。

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 南半球にあるオーストラリアは「ダウンアンダー」とも呼ばれる。だが、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで開催されたオーストラリアGPは、どちらかと言えば「アップサイドダウン」(注:通常は「逆さま」の意だが「混乱した」という意味もある)と呼ばれて然るべきものだった。2001年にここでF1にデビューして以来、長年アルバートパークでレースをしてきたフェルナンド・アロンソも、「これほど奇妙なグランプリは初めてだ」と語っている。

 リザルトからは、現世界王者マックス・フェルスタッペンが何の苦もなく優勝したように見える。予選でF1キャリア通算22回目のポールポジションを獲り、2023年シーズンの第3戦で2勝目、通算37勝目をあげたのだから。しかし、オーストラリアでの勝利への道は、決して平坦なものではなかった。

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