2026年からパワーユニットマニュファクチャラーとしてF1に復帰するホンダと契約、新たなパートナーになることが決まったアストンマーティンF1チーム。現在の名称での活動期間はまだ短いが、ルーツを探ると、非常に複雑な変遷を経たチームだ。過去にはホンダと提携していた、その長い歴史を振り返る。
■アストンマーティンF1の第一期と61年後の復帰
1955年、アストンマーティンのオーナー、デイビッド・ブラウン卿がF1世界選手権に参戦する計画を立て、DBR4が誕生、1959年にF1デビューを果たした。ただ、この時は、ノーポイントのまま1960年で撤退することになった。