トロロッソは、テストでルノーに発生した問題の原因について明らかにしないものの、パッケージングの仕方とは関係ないと強く主張している。
「問題の原因は、明らかにルノー側が突き止めるべきものだ」とキーは語った。
「多少のドタバタがあったが、我々が把握している限り、組み込み方によるものではないと考えている」
「もちろん、パワーユニットに起きた問題については議論を重ねてきた。その結果、(原因は)我々のマシンに関連するものではなさそうだ」
トロロッソは合同テストの前の週にフィルミングデー走行を行ったが、そこでもルノーのパワーユニットにトラブルが発生し、作業を切り上げた。しかしチーム代表のフランツ・トストは、深刻な問題ではないとの姿勢を保っている。
「何しろ、これはまったく新しいマシンであり、いろいろな要素が組み合わされている」とトスト。
「たとえば、(水曜には)ダニール・クビアトの走行中にクラッチベアリングに問題が見つかったし、(最終日には)カルロス(・サインツJr.)の走行で問題が発生し、ルノーはエンジンの交換を決断した」
「だが私は、ルノーはこうした小さな諸問題をすべて解決すると確信している」
「大した問題ではない。第2回合同テスト、そしてシーズン開幕までには、しっかり準備が整っているはずだ。私としては、極めて楽観的にとらえている」