4月中旬に寄稿した『長期計画でF1参戦を目指すGM/キャデラック』の原稿を執筆しながら、私はアルピーヌF1の将来に漠とした不安を抱いていた。
小文でも触れたとおり、GM/キャデラックのパワーユニット供給体制が整う前に、同社のパートナーとなるアンドレッティのF1参戦が承認された場合、GM/キャデラックに代わってアルピーヌがパワーユニットを供給する合意が存在する模様。そしてGM/キャデラックの体制が整い次第、アルピーヌと立場を入れ替えるというのだ。詳細は不明ながら、これではアルピーヌがなんだかピンチヒッターのように思えなくもない。