バンドーンが優れたドライバーであることは、GP2時代、スーパーフォーミュラ時代、そしてリザープドライバー時代のチーム関係が口を揃えて語っているが、具体的にどこが秀でているのだろうか。テンプルはこう続けた。

「まず、ナチュラルな速さがある。これはレーシングドライバーにとってもっとも大切なこと。そのうえで、非常に賢いんだ。フィードバックやセットアップ作業がとても正確で細かいから、エンジニアとしては仕事がやりやすいんだ」と賞賛した。

 それ以外に、バンドーンにはあとふたつ、素晴らしい点があるという「そのひとつは、マシンの状態に対する感度がいいこと。マシンがどのような状態で走っているかを感じ取るセンサーの精度が高いんだ。そのことをよく証明しているのが、去年のバーレーンGPでのタイヤマネージメント。並の新人なら、レースになるとすぐにエキサイトしてタイヤをダメにしてしまうが、ストフェルはリヤタイヤと対話しながら、レースをコトロールしていたよ」と語る。

 そして、最後にテンプルが挙げたのが、バンドーンの努力する姿勢だ「私はこれまでルイス(ハミルトン)、フェルナンド(アロンソ)と仕事をした経験があるけど、ふたりともドライビングスタイルもキャラクターも大きく違うけど、速くて、賢くて、センサーの精度が高く、そして努力家という点は共通していた。だから、その点ではバンドーンもチャンピオンになる逸材だと思う。私はマックス(フェルスタッペン)よりも上だと思うよ」と賞賛した。

 合同テストでは、バンドーンが駆るマクラーレン・ホンダはトラブルが連続。バンドーンにとって、状況は必ずしも良くない。しかし、状況が困難になればなるほど、速く、賢く、感度が良く、努力家のバンドーンは真価を発揮するだろう。

本日のレースクイーン

雪野るなゆきのるな
2026年 / スーパー耐久
エヴァンゲリオンレーシング サーキットメイト
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.1 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画!?
    プレリュードのコクピットを千代勝正と坪井翔がチェック!

  • auto sport

    auto sport 2026年11月号 No.1625

    ドライビングの超常識
    2026-2027

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円