夏休み前の最後の一戦となったベルギーGPの決勝レース前のグリッド上で珍しい光景が見られた。

 スタート前の国歌斉唱後、ドライバーたちがスタートライン前から自分たちのグリッドに戻った後も、F1のステファノ・ドメニカリCEOと国際自動車連盟(FIA)のモハメド・ビン・スライエム会長がスタートライン前に残って、数分間、話し合いを続けていた。その表情はスタート前の華やかな雰囲気とは対照的に真剣だったため、多くのメディアやレース関係者の注目の的となった。

 ふたりの話し合いは、フォーメーションラップのスタートが切られる10分前まで続いた。その時刻は、グリッド上からチーム関係者以外は退去しなければならないタイミングのため、ふたりはセキュリティに促されてグリッドを出るが、話し合いはそこからさらにパドックへ向かう途中まで続いた。

 ふたりが何を話し合っていたのかは明らかにされていないが、両者の硬い表情と8月を目前にしたタイミングから、その内容がF1新規参入チームに関する話し合いであったことは容易に想像がつく。

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