信頼性だけではなく、馬力に関しても懸念がささやかれている。パワーが大幅に向上していれば、トラブルが起きてもさほど悲観的にならずに済むが、アロンソはパワーこそが懸念材料であると述べている。
バルセロナでホンダは2016年最終戦アブダビGPより45-50bhp低い状態で走行していたと、英AUTOSPORTは言う。マクラーレンもホンダもその数値を認めていないが、アロンソは、信頼性のトラブルを抱えていたため出力を抑えて走らざるを得なかったと語った。
「今のところ、去年よりもパワーが劣った状態と言えるかもしれない。いろいろな理由によって、ここで走らせているセッティングは決勝用とは程遠いものだ。エンジンがさまざまな問題を抱えているからだ」とアロンソ。
「つまり、今抱えているたくさんの問題を彼らが解決するまでは、(本来の)パワーを確認することはできない」