F1シンガポールGP予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、他車への妨害行為について3件について審議されながら、実質的なペナルティは科されなかった。しかしスチュワードは、そのなかの一部の判断は誤りだったと認め、その件は今後起きるインシデントについて判断するうえでの先例として用いないことを決めた。
フェルスタッペンはシンガポールQ1終盤、ピットレーン出口で長時間停止したこと、Q1でのローガン・サージェント(ウイリアムズ)に対するブロック、Q2での角田裕毅(アルファタウリ)へのブロックの3件について、予選後に審議を受けた。スチュワードは、ピットレーンの件と角田に対する行為については戒告、サージェントに対する行為については、処罰なしという裁定を下した。