「ショーの質、レースそのもの、そしてレースコストのバランスは、いかなるときも絶対に考えなければならない。だからF1において我々が決断を下すときにはチェックシートを用意し、各項目が常に満たされることが必要だ」

「競技の品位を保つために、スポーツ面を重視した決断が必要な場合があることも、理解している。一方で『ファンがどう思うのか、どれだけのコストがかかるのか、レースにどう影響するのかを考えたのか?』といった声が上がるような決断を下す可能性もある」

 ブラウンは委員会に付託する主なテーマのひとつとして、どのようにしてオーバーテイクを改善するかを挙げた。

「これは複合的な問題だ。マシンが遅くなることは望まない。つまりグリップのレベルは維持しつつ、あくまで後続車の走行を妨げないかたちで実現したい。適した人材を集めて1年から1年半にわたって議論してもらうことで、後続車がきちんと追いかけられるF1マシンを設計する策が編み出せないだろうか?」

「この件が以前オーバーテイク・ワーキンググループで議論されていたことは承知しているが、当時のチームにいまのような知識や能力はなかった」

「CFD(数値流体力学)は大きな違いを生んだ。これは(オーバーテイクを改善するために)あらゆることを見直す新たな機会につながるものだ」

「もし優れた空力グリップがあって、それでも気流を乱さないようなマシンが作れるとしたら……。多くの人がそれは無理だというが、我々はまだ本気で取り組んでいないだけだと、私は思っている」

本日のレースクイーン

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