土曜現地17時40分から開始された20分+1ラップのレース1では、チャンピオンシップ順位に応じたシリーズ特有の“ハンディキャップ・タイムペナルティ”制度の適用により、アルドリゲッティが最上位グリッドからスタートを切ると、決勝16周でバランスの取れたマシンとプッシュ・トゥ・パスを効果的に活用。そのままカテゴリー通算2度目の優勝を達成した。

 一方、序盤の6周目には重要な瞬間が発生し、TGR陣営のマルセロ・チャロッキ(トヨタ・カローラTC2000)が先輩ロッシに仕掛けると、勝利を目指してターン1でブレーキング勝負を挑んだ際に両車が接触。このアクシデントにより、カローラはともにダメージを負って走行不能に追い込まれ、とくにロッシにとっては前戦でミッショントラブルが発生したラップ数と同じ“魔の6周目”となってしまう。

 明けた日曜午前11時20分開始の35分+1周でも波乱の展開は続き、スタート直後にはルノー陣営のサテライト的な立ち位置としてディレクTV・オカサ・レーシングから参戦する85号車ティアゴを筆頭に、ホンダ陣営のYPFホンダRVレーシングに所属するベルナルド・ラヴァー(ホンダ・シビックTC2000)の10号車と、シボレーで奮闘するYPFエライオン・オーロ・プロ・レーシングのダミアン・フィネンチ(シボレーYPFクルーズ)の3台がターン1でクラッシュ。とくにティアゴのルノーはタイヤバリアに激突し、ここでセーフティカーが導入される。

 数周のスロー走行を経てアルドリゲッティを先頭にリスタートを迎えると、11周目にはペーニャがプッシュ・トゥ・パスの最後のショットを利用して首位奪還に成功。終盤、TGRのロッシが18番グリッドからチャンピオンの背後に意地の猛追を見せたものの、惜しくも届かず。現役王者がキャリア通算35勝目を手中に収めた。

 これでペーニャが174ポイントとしてランキング2位のラヴァーに57ポイント差とした2024年のTC2000シリーズ。折り返しの第7戦は8月31~9月1日にパルケ・アウトドローモ・シウダード・デ・コンコルディアにて争われる。

元トヨタ陣営のファクンド・アルドリゲッティが、カテゴリー通算2度目の優勝を達成した
レース2オープニングではホンダ陣営のYPFホンダRVレーシングに所属するベルナルド・ラヴァー(ホンダ・シビックTC2000)の10号車ら、3台が絡むマルチクラッシュが発生
息子ティアゴの無事を喜んだ父リオネル・ペーニャが今季2勝目、キャリア通算35勝目を手中に収めた

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