2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPのサポートレースで、ひとりの日本人ドライバーが注目を集めた。今年からFIA F3に参戦している山越陽悠(VAR/ファン・アメルスフォールト・レーシング)だ。
その1週間前にモナコで開催された第2戦のスプリントレースで山越はリバースグリッドによって手にしたポールポジションからトップチェッカーを受け、表彰台の頂点で君が代を聞いた。しかし、レース後の車両検査で、山越の乗るVARの14号車がFIA F3の技術規則に違反していることが判明した。審議委員によれば、「14号車のフロント左側のプッシュロッドが車両の右側に取り付けられ、フロント右側のプッシュロッドが車両の左側に取り付けられていた」という。問題となった部品は改造されていたわけではないものの、申請したとおりにパーツが車体に組み付けられていなかったことが技術規則違反とされたわけだが、このような違反は極めて珍しいものだという。
