翌16日の日曜レース3に向けた予選では、王者ハーンが意地のポールを獲得したものの、スロバキアのトラックは新たな勝者に有利なのか、スタートのターン1でキスとアルバセテがハーンのイベコをかわして前に出ることに成功。

 さらに続けざまのターン2でインにダイブしたキスがアルバセテをオーバーテイクし、実質的に勝負あり。前日の今季初勝利に続き、キスが今季2勝目。2~5位にはレースを通じて4台でのバトルを繰り広げたアルバセテ、ハーン、ラッコ、ハルムが入った。

レース4のスタートで大外から一気にパックをかわしたハルムが先頭で1コーナーへ

 そして週末の最終戦となるレース4では、前戦で8位フィニッシュとなったゲルト・コーバー(イベコ)がリバースポールからのスタート。しかし、1コーナーのアウト側から突如先頭に躍り出たのは、4番グリッドからスタートしたハルムのMANだった。

 抜群のダッシュを見せたハルムは、ポールのコーバーやフロントロウのサッシャ・レンツ(MAN)をまとめて抜き去ると、後方でバトルを続けるハーンやキスとのギャップをみるみる広げていき、悠々8周のトップチェッカー。2万5000人の観衆を前に、見事な今季2勝目を挙げた。

レース3で5位に入ったシュティフィ・ハルムは、レース4に向けたセット変更が功を奏す

「本当に完璧な週末になったわ」と、表彰台の頂上で喜びを語ったハルム。

「昨日の頑張りを結果につなげるために、レース4に向けてはセットアップを変更したの。それが中古タイヤを機能させるのに驚くほど効果的だった」

「スタートは完璧だったし、ヨッヘン(・ハーン)を引き離すことができた。前のレースから、彼のトラックはどこが速くて、どこが遅いかも把握できていたしね」

「これで安心してサマーブレイクに入れる」と笑顔のレース4勝者シュティフィ・ハルム

 選手権リーダーは、依然として初の王座獲得に向け視界良好のフレートライナー、ラッコだが、2位には週末2勝を挙げたキスとなり、ハーン、ハルムと混戦状態が続く。ETRCの次戦はサマーブレイクを挟んで、8月26~27日のハンガロリンク戦で再開となる。

週末2勝のノルベルト・キス(左)と、王者ヨッヘン・ハーンも、ランキング2位、3位に浮上

本日のレースクイーン

北原有紗きたはらありさ
2026年 / スーパーGT
Pacific Fairies
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.1 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画!?
    プレリュードのコクピットを千代勝正と坪井翔がチェック!

  • auto sport

    auto sport 2026年10月号 No.1624

    フォーミュラ一騎打ち
    勝負の最後はやっぱり『人間』

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円