そして迎えた最終レース3。サットンがポイントリーダーのままスネッタートンを後にできるかが焦点となったレースは、数々の不運と幸運が重なり、すべてがディフェンディングチャンピオンを味方する展開となった。

 リバースポールからのスタートとなったのは、チームBMRの3台目をドライブするジェームス・コール(スバル・レヴォーグ)。しかし、スタートから後続が襲いかかり集団に飲まれると、ジョーダン、シェドン、コラードのトップ3オーダーに。

 しかし同時に、その後方ではクラッシュが発生。ハンディ・モータースポーツのロブ・オースティンがトラブルからスピン。そのマシンに、なんと2連勝中のスバル・レヴォーグ、サットンが巻き込まれる形となりクラッシュ。レヴォーグはなんとか自力でピットへと戻ったが、修復を行うことなくリタイアを決断。レース早々に、まさかの選手権リーダー不在の状況となってしまった。

 残るレースは、そのまま後続でのバトルを尻目にジョーダンが悠々隊列をマネジメント。しかし、残り2周となったところで今度はWSRのBMWにも不運が襲いかかる。

「コクピットでは何の警告も付いていなかったけど、突然マシンがスローダウンした。僕にはどうすることもできなかった」と語るジョーダンが、まさかのストップ。

 これで首位に浮上したシェドンのシビック・タイプRが労せずして12周のトップチェッカー。続く表彰台にはWSRのコラード、ターキントンの順で並んだ。

毎レース表彰台に絡む抜群の安定感を見せたコリン・ターキントンは、シリーズ2位に浮上

 これで2ポイント差でシェドンが選手権首位に返り咲き、2位にはターキントン、3位にコラードのWSR勢、レヴォーグのサットンは選手権4位に後退することとなった。

「運が味方してくれたが、75kgも背負って走るのは簡単じゃない」とゴードン・シェドン

 次戦BTCC第7戦は、唯一のスコットランド開催となるノックヒル戦で、8月11~13日に開催される。

レース1でトム・イングラムとのバトルで右フロントを破損していたロブ・オースティンはレース3にも影響が出る形に

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