レース3(シリーズ第15戦)

 日曜日、そして夏休み前の前半戦最後のレース。有終の美を飾り、気持ち良く夏の休暇に入りたいところ。

 ポールはマーカス、3番グリッドにエンゾォとチームの二人のFDAドライバーには目前に大きなチャンスが待っている。そしてポイントリーダーのユーリは6番グリッド。こちらもポイントをさらに積み重ねるチャンス。昨年の活躍を知っている者からすると心配になる状況が続いているファンは12番グリッドからのスタートとなる。

 スタートでマーカス、エンゾォはポジションキープ。ユーリは#3 ルイス・ガショー(V.A.R.)に食い付き、1周目にパス。早くも1-3-4とトップグループを形成した。

 一方、悪いなりに結果を手繰り寄せるファンは12番グリッドからスタートで9位へ。3周目には8位に上がり前を行くクルマを果敢に攻め立て15周目には7位に上がりそのままフィニッシュ。貴重なポイントを積み上げた。

 結局、激しいバトルを重ねながらもマーカスは優勝を決め、エンゾォは3位でポディウムフィニッシュ。エンゾォはこの週末のルーキーカップを全て優勝で飾り、レベルの高いADAC F4でのこの結果は大いに評価される事となった。

 ポイントリーダーのユーリはここでもポイントを着実に重ね、182.5ポイントとし、シリーズ2位のマーカスの171に11.5ポイント、シリーズ3位に付けているフィリッペ・ドラゴビッチ(V.A.R.)には23ポイントの差を付けて前半戦を終える事ができた。

 夏休み明けの後半戦は9月15-17日に開催されるザクセンリンク。最終ラウンドのホッケンハイムまでの6レースで今年のチャンピオンが確定します。

 なおチームカップは2位のラルフ・シューマッハ率いるUS Racingに119.5ポイント、3位のV.A.R.には121ポイントの大差を付けてここまでの合計410.5ポイント。チャンピオン街道を独走中です。

コメント

本日のレースクイーン

相沢明日加あいざわあすか
2025年 / スーパー耐久
なんでやねんず
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円