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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.09.06 12:12

FIA F2:プレマ・セオドールレーシング 2017年第9戦イタリア レースレポート

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海外レース他 | FIA F2:プレマ・セオドールレーシング 2017年第9戦イタリア レースレポート

スプリントレース

 日曜午前のスプリントレースはドライ。スタートでアントニオはリバースグリッドの8番手から7位、シャルルは17番グリッドから14位まで浮上。
 
 2台ともにハイペースで前車を抜いて行くがシャルルは#6 アルテム・マルケロブ(Russian Time)、#8 アレックス・アルボン(ART Grand Prix)、松下らの集団に追い付いたあたりからなかなか前車を抜けなくなってくる。
 
 一旦は9位まで上がったシャルルだったが、17周目には第1シケインで松下に抜かれロッジアで抜き返すが立ち上がりで再び抜き返されるという場面も。結局最後までポジションは上げられず9位無得点に終わってしまった。
 
 一方のアントニオは9周目に#21 ショーン・ゲラエル(Arden)を抜いて4位に上がると追撃の手を緩めず20周目に#18 ルイス・デルトラス(Rapax)をパスし3位に上がって2戦連続の表彰台を手にした。

ドライバーのコメント

シャルル・ルクレール

 予選ではポテンシャルはあったしもっと良い結果が手に入れられたはずなのに、難しいコンディションのなかで自分の仕事がきちんと果たせなかったんだ。クルマが少しドライブしづらい状況で、いくつかミスを犯してしまった。
 
 全コーナーを自分のベストの走りでまとめられていればポールポジションを獲ることもできたはずだった。ウエットコンディションでのペースは素晴らしかったし、僕らの速さを証明することはできたと思う。最後のニックとの接触については、彼の方が何が起きたのかを良く知っていると思う。

今季初のノーポイントに終わったシャルル・ルクレール
今季初のノーポイントに終わったシャルル・ルクレール

 
 レースの後で僕に会いに来て『馬鹿げたことをしてしまった。申し訳ない』と謝罪してくれたんだ。あれはフェアな走りじゃなかったし限度を超えていたと僕も思う。
 
 彼は1位、僕は2位を走っていて、2人ともにそのポジションを手にするにふさわしい走りをしていたと思うから残念だけど、彼がそう言って謝罪してくれたから僕としてはそれで問題ないし、もう気にしていないよ。

 レース2ではクルマに速さはあるのに集団の中ではそれを発揮することができなくて厳しいレースだった。このモンツァは通常ならオーバーテイクは簡単なんだけど、みんなが集団でお互いにスリップストリームを使ったりDRSを使ったりしているなかではオーバーテイクがものすごく難しくなってしまうんだ。
 
 僕らにとっては本来の速さを結果に結びつけることが難しい週末だった。正直言って、レース2ではできる限りの走りはできたと思っているしこれ以上の結果を望むのは無理だったと思う。
 
 結果だけを見れば、僕にとっては今シーズン初めてのノーポイントに終わってしまったし惨憺たる週末だったように見えるかもしれないけど、パフォーマンスの面ではとても良かったし満足しているよ。
 
 レースでは時にはこういうことも起きるものだし、今はもう次のヘレスに向けて集中しているよ。またコンペティティブな走りができるはずだと自信を持っているよ。


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