アントニオ・フォーコ

 レース1のスタートは悪くなかったんだけど、第1シケインで大勢のドライバーがカットしていて順位を上げるチャンスはなくそのままの順位で行ってしまった。少し奇妙なスタートだったと思う。
 
 その後は#19 ロベルト・メリ(Rapax)の後ろを走っていて、彼を抜くのは非常に難しかったんだ。だけど僕のペース自体はすごく良かったし、チームクルーのピットストップも素早かった。それに新品タイヤに換えた後はクルマのフィーリングがさらに良くなったんだ。
 
 セーフティカー導入からのレース再開後もすべて上手くいったし、表彰台に立てたことにもレース内容にも本当に満足だよ。イタリア人としてあの表彰台に立つことができたのは本当に特別な気分だった。できれば真ん中に経ちたかったけどね!(この後、レーススチュワードからギオットの失格が発表された)

 レース後にルカのペナルティのおかげで結果的に優勝することができたのはラッキーだった。でも最後までコース上に留まることができたのが良かったし、僕はそのためにやれる限りのことはやったからね。

 レース2のスタートは最高とは言えなかったけど、その後のクルマのフィーリングはとても良かったんだ。毎周プッシュし続けることができたし、僕のペースはものすごく素晴らしかったと思う。

 残り10周で4位に上がってから、エンジニアからは無線で『最後までプッシュする必要がある』と言われたんだ。僕は言われた通りにやっただけさ。タイヤのデグラデーションは少し心配だったけどすべては完璧だった。

 何度もオーバーテイクを成功させることができたし、とても良い気分だった。そしてレース1に続いて2日連続で表彰台に立てるなんて最高だったよ。

 今週はとてもポジティブな週末だったね。これまで本当に懸命に努力してきたから、ようやくそれにふさわしい成果を手にすることができたというわけだね。

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
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