同時にバートラムは、このプログラムがイギリス国内を主体に活動してきたチームのモータースポーツ・アクティビティに新たな可能性をもたらす、とも語っている。

「TCRマシンに投資するということは、TCR UKに限らずヨーロッパ域内で開催されている、あらゆる国のシリーズに参戦できるという選択肢の拡大をも意味する。BTCCマシンではいくらマシンをトランポに積み込んで船に載せても、他に走る場所がないわけだからね」

「まだ我々がゴルフGTIを選択肢のひとつとして考えていた段階で、フォルクスワーゲン・モータースポーツは、彼らが何を行っているかの実際を包み隠さずに披露してくれた。マシンの高いポテンシャルが確信できたし、彼らとレースができることを楽しみにしている」

 すでに発表されている初年度のカレンダーは、イギリスの主要サーキットを舞台とした全7戦を予定。そのどれもがBTCCとのスケジュール・バッティングを回避したため、今後も多くの有力チームが正式に参戦表明すると見られている。

 噂される有力候補としては、BTCCでフォルクスワーゲンCCを走らせるチームHARDがゴルフGTI TCR3台体制での参戦を計画。アウディS3セダンのAmDチューニング.comはアウディRS3 LMSでのエントリーを予定しているのに加え、ホンダ・ワークスとして活動するチーム・ダイナミクスやユーロテック・レーシングなども、新型となるホンダ・シビック・タイプR TCRでの参戦を検討中だと言われている。

 シリーズを運営するBRSCC(ブリティッシュ・レーシング・スポーツカー・クラブ)は、2018年シーズンはエントリー上限の枠を設けないことを明言しており、国内外から数多くのチームが参戦すると見込まれている。

クロフト戦の事故でルーク・ダベンポートが負傷し、シーズン途中からスコット・ブッチャーを起用し3台体制を維持してきた

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