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投稿日: 2016.03.14 10:09
更新日: 2016.03.17 17:10

モントーヤがインディ開幕戦連勝、琢磨も上位に


海外レース他 | モントーヤがインディ開幕戦連勝、琢磨も上位に

セント・ピーターズバーグで開催されたインディカー・シリーズ2016年シーズンの開幕戦。13日に決勝レースが行われ、ファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)が昨年に続き開幕戦2連勝を達成した。佐藤琢磨(AJフォイト)は、後方に下がるも追い上げを見せ、6位入賞を果たした。

予選で強烈なパフォーマンスを見せたのはウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。2年連続、6回目のポールポジションをコースレコードとなる1分00秒2450を予選のファイナルセグメントで記録して獲得したのだ。

しかし、金曜のプラクティス1回目に起こしたハイスピードコーナーでのアクシデントでパワーは脳震盪を起こしていた。直後の診察、イヤープラグに埋め込まれたセンサーから得られたデータなどからは、パワーが脳震盪を起こした形跡は見られなかったため、インディカーのメディカルチームはパワーがプラクティスや予選を走ることを許可した。

ところが、予選を終えた後の彼が見せ続けた症状から再検査の必要があるとの判断がなされ、決勝日の診断結果から軽い脳震盪状態が認められ、決勝への出場は許されなかった。

チーム・ペンスキーはピンチヒッターにオリオール・セルビアを起用。決勝日のファイナルプラクティスを走ったベテラン・スペイン人ドライバーは、最後尾グリッドからレースに出場。トップ10に入れるであろう安定したレースを戦っていたが、前方で起こった多重アクシデントに巻き込まれ、18位という結果に終わった。

雨も心配されながらドライコンディションで争われた110周のレースは、予選4位だったが、パワーの欠場で2列目イン側の3番グリッドからスタートしたファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)が制した。フロントローからスタートしたチームメイトふたりとバトルし、エリオ・カストロネベスを序盤に、サイモン・ペジナウは中盤でパスした。


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