「スラクストンでのレースはいつだって最高だ。挑戦的でスリルがあり、最近の”健康”や”安全”の思想に毒されていない、オールドスクールな最後のスタイルを持つ特別なサーキットだ。こんな威圧的なトラックで新型(シビック)タイプRの初勝利を収め、ユアサの創立100周年の週末を祝えたのは最高の気分だね」

 以降、2位には地元のトラックで最後までシビックに喰い下がったターキントンが続き、3位表彰台にはニールのチームメイトで、今季からチーム・ダイナミクスに加入したルーキーのダン・カミッシュが入り、FK8ホンダ・シビック・タイプRの初勝利にワン・スリー・フィニッシュで華を添えた。

 16周の決勝で一人旅となったカミッシュの後方4番手には、長らくWSRのもう一台、アンドリュー・ジョーダンのBMWが続いていたが、終盤にモーターベース・パフォーマンスのフォード・フォーカスRS艦隊、サム・トルドフとトム・チルトンに相次いでかわされ6位でレースを終えている。

 続く日曜のレース2は、パワー・マックス・レーシングのジョシュ・クック(ボクスホール・アストラBTCC)が快走。9番グリッドからのスタートながら、オープニングラップで6番手にまで浮上すると、ターキントン、ニールを従えトップラン。見事にキャリア初優勝の第2戦に続き、今季2勝目を飾った。

 そして週末のファイナルラウンドとなるレース3は、リバースグリッドから出たシシリー・モータースポーツのアダム・モーガン(メルセデス・ベンツAクラス)が、こちらも第2戦の再現を思わせる完璧なライト・トゥ・フラッグのレースでトップチェッカー。クックを追うように今季2勝目をマークしている。

 BTCCダンロップMSAブリティッシュ・ツーリングカー・チャンピオンシップの第4戦は、6月9~10日の週末にオールトンパークで開催される。

好調ワークス・ボクスホールはR2でオーバーテイクショーを披露したジョシュ・クックが今季2勝目
第2戦ドニントンパークに続き、R3はリバースポールのアダム・モーガンが制した
ホンダのサテライト、ユーロテックのジャック・ゴフも、R3は安定の速さで2位
選手権首位のトヨタ・アヴェンシス、トム・イングラムは中団のバトルに埋もれ、R1ではトラブルからDNFに

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