一方、新たにワークス待遇を手にするトリプル8は、2003年に初めてシリーズに参入。当初はフォード陣営の一員としてファルコンを走らせていたが、2010年にホールデンにスイッチ。その間に、7度のコンストラクターズタイトル、6度のドライバータイトルを獲得。近年ではジェイミー・ウィンカップが2014年に王者となっている。

ここ数年の噂では、フォードが選手権からの撤退を考えているとの憶測が絶えない中、今回のアナウンスにより、ホールデンとしての継続的な関与が確認されたことになる。
「モータースポーツは、ホールデンの遺産で重要な役割を果たしてきましたし、我々は新しいレッドブル・ホールデンレーシングチームとその伝統を継承できることを誇りに思っている」と、ホールデン会長兼マネージングディレクターのマーク・ベルンハルト。
「トリプル8は、この新しい世代で最も成功したチームで、彼らはシンプルに最高の仕事をしていると言える」
