ハンター-レイに続いてゴールしたのはブルデー。ベテラン3人、全員がホンダドライバーという表彰台となった。すでにゲートウェイで今シーズンのマニュファクチャラー・タイトル獲得を決定しているホンダは、勝ち星を9から10に伸ばした。

 ドライバー部門のチャンピオン争いはスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がポイントリードを26ポイントから29ポイントに広げた。予選が11番手と悪かったディクソン。1ラップ目の多重クラッシュに巻き込まれた時には、彼のタイトルのチャンスは消えたかに見えたが、マシンへのダメージは小さく、周回遅れにも陥らずにレースに復帰。

 最後尾近くから5位まで挽回してゴールしたところはいかにもディクソン、そしてチップ・ガナッシ・レーシングらしかった。展開も運も大きく味方してのことだったが、何があっても絶対に諦めずに戦う意識の高さがあっての上位フィニッシュであった。

コースアウトするウィル・パワー

 先週のゲートウェイで優勝し、今週はポールスタートと一気に大逆転タイトルへ勢いづいた感のあったウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は、スタート前にギヤボックス・トラブルが発生したらしく、レース序盤にポジションを下げ、その後にドライビングでミスを冒して自滅。ディクソンとの差は78点と大きく広がった。

 チームメイトのジョセフ・ニューガーデンも今回のレースを終えたところでパワーと511点で並んだ。彼のタイトル防衛の可能性も同じく、限りなく小さくなった。

 ロッシも今回は運に見放されていた。ディクソンはアクシデントに巻き込まれ、パワーが失速、難なくトップに躍り出たが、レース展開が味方せず、中団グループに埋もれた。そんな状況でも彼は全力で戦って順位を少しずつ上げて行ったが、8位止まり。ディクソンとの差は26点から29点に広がった。最終戦はダブルポイントのため、まだロッシには逆転王座の可能性がある。

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