このTCRからのステートメントを受け、PWRレーシングは改めて今週末の最終戦マントープパークに先立ち、スウェーデンのモータースポーツ連盟であるSBF(スウェディッシュ・モータースポーツ・フェデレーション)が開催する控訴審に持ち込んだ。

 週が明けてSBFから発表された声明により、PWRは改めてカールスクーガのリザルトを回復することが決定した。

「SBF懲戒委員会では、ホモロゲーションに従った排気管の組み合わせに関して誤りは認められず、技術規定の書式35条、6.6項に対して使用部品の齟齬を認められなかった」

「スウェーデンで使用される最大音量95dBの規制に対し、対象部品は低ノイズサイレンサーとして認証された供給パーツであり、サーキットで使用可能な音量規制を満たしている」

「従って、競技結果に対するいかなる発言やタイムペナルティの加算も適切ではなく、これらの理由によりTCRの決定は同意され、ドライバーはレース終了時の結果に復帰しなければならない」

 この結果、PWRはレース1でのハグロフの勝利と、レース2でのコチュリンスキーによるSTCCとTCRシリーズ初の快挙がともに認められることとなり、シリーズ争いでも現王者のダールグレンが167ポイントでランキング首位に復帰。7ポイント差の2位、ヨハン・クリストファーソンとの最終戦決着に臨む状況となった。

 カールスクーガではレース2終了の2時間後に天国から地獄を経験した25歳のコチュリンスキーも「私は、私自身の勝利をひとときも疑ったことはなかった」と、喜びの言葉を口にした。

「私と、私たちのチームにとって、ドライビングとマシン双方のパフォーマンスこそがこのリザルトをもたらしたのだと理解していたし、それはとても明白なことだった」と、ランキング9位で最終戦に挑むことになったコチュリンスキー。

「このメッセージを受け取ったことは本当にうれしくて、我々を疑った人は、私とチーム全体がカールスクーガの双方のレースで勝利を挙げた正当な勝者であることを知るようになる。今はマントープパークでの最終戦が楽しみで仕方ないわね」

クプラ・レーシングの声明どおり、クプラTCR、アウディRS3 LMSともにOPの部品が承認済みと確認された
優勝と同時に歴史的な偉業と、笑顔も取り戻したミカエラ-アーリン・コチュリンスキー

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