■ドライバーのテクニックが分かりやすいレース
また、15年開催の際にも大いに目についたのが、コーナリングでのドライバーの技術やマシンの特性が分かりやすいところだ。もてぎは先述のとおりブレーキングが勝負どころとなるが、コーナリング時にイン側のリヤをリフトさせながらコントロールしているさまは必見だ。また、ドライバーによってそのスタイルもさまざまで、見ていて大いに楽しめる。
さらに、今年度から自転車のツール・ド・フランスを参考に導入された予選後のタイムアタック『MAC3』も要注目。メーカーごとに選抜された3台が、コントロールラインから同時にスタートを切り、そのタイムでメーカーごとに勝負。マニュファクチャラーポイントを得ることができるのだ。
このMAC3が開催されるのは、もちろん日本では初めてだ。多くの開催地で好評を得ているイベントだけに、ぜひ現地で見ておきたい。


