パニスは、このレースでチャンスを掴みました。コムトゥユー・レーシングから参戦しているこのフランス人ドライバーは、予選でアウディ勢最速、ポルトガルで達成したシーズン自己ベストと同じ6番手を獲得しました。グリッドが逆転するレース2では、5番グリッドからスタートし、ポジションを上げて4位でフィニッシュ。レース3は6番グリッドからのスタート。力強い走りを見せて、5位でチェッカーフラッグを受けました。
 
 決勝レースの前日に24歳の誕生日を迎えたパニスは、今シーズン最高の結果を残しました。レース3を14番グリッドからスタートしたベルビッシュは、激しいバトルを展開してポジションを大きく上げ、7位でフィニッシュラインを通過しました。このレースで17番グリッドからスタートしたベルネイは、10位でレースを終えました。

 第9戦終了時点でドライバーズランキング5位のベルネイは、アウディRS 3 LMSを駆るドライバーの中で最高位をキープしています。アウディスポーツ・カスタマー・レーシング責任者のクリス・ラインケは、次のように述べています。
 
「重いウエイトを搭載したことにより、非常に厳しいレースとなりました。このような条件のなかで、3人のドライバーが合計で47ポイントを獲得し、パニスが自己ベストを達成したことは、驚くべきことです。3週間後に開催される最終戦では、ベストを尽くしてシーズンを終了したいと思っています」

WTCRの最終戦は、11月15日~18日に長い伝統を誇るマカオのコースで開催されます。高速セクションとタイトコーナーを組み合わせたこの市街地コースでは、スリップストリームを使ったオーバーテイクや、テールトゥノーズのバトルが見どころとなるでしょう。

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

※FIA世界ツーリングカー・カップ(WTCR)は、FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)とTCRインターナショナル・シリーズが統合し、TCRカテゴリーの国際レースとして2018年に新たに発足。初年度2018年は9ヵ国10大会(サーキット)30レース(1大会3レース制)。今回鈴鹿で初開催。アウディスポーツ・カスタマー・レーシングから6台のアウディRS 3 LMSが参戦しました。

ジャン-カール ベルネイ
ジャン-カール ベルネイ
デニス・デュポン
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フレデリック・ベルビッシュ
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