一方、今季VASCではモスタートとペアを組んでの耐久カップ参戦となったモファットも「ホンダのドライブは本当に楽しかった」と好感触を得たようだ。

「僕もこれがTCR初体験だったけど、このカテゴリーは本当にエキサイティングだね。多くのマニュファクチャラーがこうして参入する魅力があることを再認識できたよ」とモファット。

「世界中のTCRシリーズを見渡せば、どれほど多くのメーカーがマシンを供給しているか、それは驚くほどだ。ここオーストラリアでも数多くの異なるメーカーによるマシンが見られるのが今から本当に楽しみだよ」

 またTCRオーストラリアはこの公式ラウンチイベントで、オフィシャルタイヤサプライヤーとしてミシュランとの3年契約を締結したことを発表。さらに暫定カレンダー全7戦のレースフォーマットを、週末3ヒートのスプリント形式とすることもアナウンスした。

 ミシュランはTCR黎明期からトップシリーズとして運営されていたTCRインターナショナル・シリーズに3年間のタイヤ供給実績を持っており、現在もいくつかのローカル選手権にタイヤ供給を行なっている。

 ミシュランのアジア太平洋地域モータースポーツディレクターを務めるパトリック・ディアスは「TCRオーストラリアとそこに参戦するチームやマニュファクチャラーのパートナーに指名されたことをとても光栄に感じている」とコメントした。

「我々は当然、タイヤ開発のための実験室としてモータースポーツを活用している。レース中に収集されたデータを使用することで、エンジニアは新技術を開発してロードタイヤにフィードバックすることが使命であり、TCRはその意味で最高のカテゴリーでもあるんだ」

 シーズン初年度はスプリントレース形式を採用するTCRオーストラリアだが、このフォーマットは“暫定”とされ、2020年度以降は長時間の耐久形式イベントの開催も引き続き検討していく、としている。

VASC耐久カップで、モスタートとともに勝利を挙げているジェームス・モファット(左)はFK8ホンダ・シビック・タイプR TCRのステアリングを握った
ティックフォードのふたりに加え、数多くのVASC有力チームやドライバーの参戦が見込まれる

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