レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.02.28 13:30
更新日: 2019.03.13 20:33

TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第2戦アトランタ レースレポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第2戦アトランタ レースレポート

 ステージ2では、再スタート時トップ10圏外だったエリック・ジョーンズとカイル・ブッシュも徐々にポジションを上げ、100周過ぎにはトゥルーエクス・Jr.とハムリンを含むトヨタ・カムリ4台がトップ10へ。しかし、イエローコーション(何らかの障害による全車スロー走行指示)が出ないことで、125周過ぎあたりからグリーンフラッグ下でのピットインが始まると、カイル・ブッシュはピットに入ろうとペースを落としたにも関わらず、ピット入り口を通り過ぎてしまい、翌周ピットインすることとなりタイムロス。15位まで後退。
 
 しかし、カイル・ブッシュは再び追い上げ、ステージ2はトゥルーエクス・Jr.が4位、ハムリンが5位、エリック・ジョーンズが8位、カイル・ブッシュが9位で4台揃ってポイント獲得を果たしました。
 
 ステージ3は、トゥルーエクス・Jr.が4位、カイル・ブッシュが6位で再スタートを切り、好ダッシュを見せたカイル・ブッシュが3位に浮上。トゥルーエクス・Jr.とのバトルを繰り広げましたが、226周目、カイル・ブッシュは突然のタイヤパンクに見舞われ壁にヒット。
 
 カイル・ブッシュは車両右後部にダメージを負いましたが、このクラッシュによりイエローコーションが出されたため、幸いにも周回遅れになることなく車両を修復し、首位と同一周回最後尾の18位でレースに復帰しました。

 再スタート後はトゥルーエクス・Jr.が首位を奪取するなど好走。残り45周程となり、最後の給油のためにグリーンフラッグ下でのピットインが始まりましたが、混乱したピットロードでの接触によりイエローコーション。

 トゥルーエクス・Jr.が4位、カイル・ブッシュが14位、エリック・ジョーンズが15位で再スタートを切ると、カイル・ブッシュがここでも見事な追い上げをみせ、僅か10周で8位へとポジションアップ。
 
 トゥルーエクス・Jr.も終盤になると更なる上位を狙い、ライバルと接触しながらの激しい2位争いを制し、さらに首位を追いました。

 残り20周を切ったあたりでは3秒以上あった首位との差をトゥルーエクス・Jr.はみるみる詰めて行き、ファイナルラップには直後にまで迫ったトゥルーエクス・Jr.はコンマ2秒差の2位でフィニッシュ。カイル・ブッシュも追い上げて6位。エリック・ジョーンズが7位に入り、トヨタ・カムリは3台がトップ10フィニッシュを果たしました。

 次戦第3戦は3月3日(日)、アメリカ西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイで行われます。

ドライバー マーティン・トゥルーエクス・Jr.

「最後の再スタートでのポジションに恵まれませんでした。しかし、コーションが出たので仕方ないですし、チームを本当に誇りに思います」

「我々には本当に素晴らしいクルマがあり、チームクルーも最高の仕事をしてくれました。恐らく、今日は勝てる、最速の車両の一台だったと思います。それだけに勝てなかったのはちょっと残念です」


関連のニュース