その他、シリーズ参戦表明1番乗りとなったマッシブ・モータースポーツは、FK8ホンダ・シビック・タイプR TCR投入を表明。当初はクリスチャン・ポールセンらと共同でチームを創設したキャスパー・エルガードがステアリングを握る計画だったが、この1月に入ってから彼のチーム離脱がアナウンスされ、3度のDTC王者であるキャスパー・H・ジェンセンと、ケン・バッハの2台体制となった。

 また56歳の大ベテランで、2度のDTCチャンピオンを獲得したマイケル・カールセンは、10年間の活動休止期間を経てレースに復帰。プジョー308TCRを投入するほか、STCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権にも“越境参戦”したインサイト・レーシングのアルファロメオ・ジュリエッタTCRや、TPRモータースポーツのゴルフGTI TCRなどがエントリーを表明している。

 TCRデンマーク初年度シーズンのレースフォーマットはオーソドックスな形式が採用され、20分または25分の公式練習に20分間の予選、そして10分のウィームアップを経て、15分+1ラップの決勝ヒート3回で争われる。

 全レースともにスタンディングスタートとなり、レース2は前戦トップ8のリバース、最終レース3は合計ポイントでグリッドを決め、ドライバーとチームの選手権以外に、DSGカップとU23選手権も設定される。

 現状発表されているカレンダーは、常設サーキットと市街地が組み合わされた全6戦が予定されているが、今後第7戦の追加が行われる可能性もあるという。その開幕戦となる4月18~19日のユラン・リングがシリーズの中核を占め、デンマークで2番目の大都市となるオーフスで“クラシック・レース”と銘打った市街地戦が開催される。

 このカレンダーに対し、シリーズCEOのマーティン・ジェンセンは「TCRは、ストリートと常設サーキットの組み合わせで非常にうまく機能するシリーズであることが国際的に証明されている。ヴィラ・レアルやマカオのように、素晴らしいショーがお届けできることを楽しみにしている」と語っている。

10年ぶりの本格的モータースポーツ活動復帰となったマイケル・カールセンは、プジョー308TCRをドライブ
3度のDTC王者であるキャスパー・H・ジェンセンは、Massive MotorsportのFK8ホンダ・シビック・タイプR TCRのステアリングを握る

■TCRデンマーク・シリーズ2020年カレンダー

Round Day Circuit
1 4月18~19日 ユラン・リング
2 5月15~17日 クラシック・レース・オーフス
3 6月20~21日 ユラン・リング
4 8月22~23日 ユラン・リング
5 9月26~27日 リング・ユールスランド
6 10月10~11日 パドボル・パーク

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