「ドライバーを冷却するための機能を追加したかった。したがって、この効果を実現するにはラム圧を有効利用するべく、最大圧力ゾーンとなる位置に吸気口を設計する必要があったんだ」と続けたセラ。

 この技術により、これまでよりバラエティに富んだ多くのパーツを風洞で試すことができたクプラ・レーシングはいよいよ実走段階へと進み、新型クプラ・レオン・コンペティションTCRをスペインの隣国ポルトガルに持ち込み、ポルティマオでの走り込みで3Dパーツの耐久性をテストした。

「結果は素晴らしいもので、いくつかの驚くべき発見もあった。これはマテリアルの可能性を限界まで押し上げようとした成果だ。このテクノロジーは最も複雑なアイデアを実現するため、モータースポーツに限らずあらゆる分野で重要であり続けるだろうね」

 この新型クプラ・レオン・コンペティションTCRは、すでに生産目前の最終段階まで開発が進んでおり、2月20日に予定される”CUPRA Garage”ラウンチの席上でワールドプレミアが予定されている。

「風洞でテストできるパーツは種類が多ければ多いほど効果が上がる」とシャビ・セラ
新型TCRは、2月20日に予定される”CUPRA Garage”ラウンチの席上でワールドプレミアが予定されている

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