続くレース2は予選トップ10リバースグリッドとなり、ポールのオーレリアン・コンテ(プジョー308TCR/DG Sport Compétition)とベンス・ボルディズ(クプラ・レオン・コンペティションTCR/Zengő Motorsport)がフロントロウ最前列に並んでのスタート。

 するとオープニングラップは各所でコースオフ上等のバトルが発生する荒れた展開となり、その間隙を突いたミケリスがラップ終了間際にボルディズをパスして2位浮上に成功する。

 そのままレース時間残り5分まで首位コンテとの差を計っていたミケリスは、4周目のターン15でインサイドにダイブし、プジョー攻略に成功。ついにeシリーズでのトップランを奪い取る。

 その後、背後に迫ったマット・オモラ(ヒュンダイi30 N TCR/BRC Racing Team)やタッシの攻防に神経を使わされた2番手コンテは、ミケリスにわずかなアドバンテージを与えることを許す展開となり、フィニッシュまでにヒュンダイを捕まえることができず。チームメイトのアシストも得たミケリスがわずか0.617秒差でコンテの追撃をかわし、Pre-season Esports WTCR Championship初優勝を飾った。

「正直に言って、このeシリーズでの勝利は本当に重要な意味があると思い続けてきた」と心情を吐露したWTCR王者ミケリス。

「今回のレースを本当に楽しみにしていたし、ここ寧波はオンラインでもっとも楽しんでいるサーキットのひとつなんだ。最初のレースではライバルのようなレースペースがなかったけど、レース2では表彰台のチャンスはありそうだと感じていた」

「ここで勝利を手にできて本当にうれしいよ。次のラウンドが待ち切れないね」

 この成績により、グエリエリを逆転したエルラシェールが選手権首位に立ち、6ポイント差でミケリスが追う展開へと変わったPre-season Esports WTCR Championship。続く第5戦は、7月12日(日)に世界的名声を誇る市街地コース、マカオの仮想ギア・サーキットを舞台に争われる。

チームメイトのアシストも得たミケリスがわずか0.617秒差でコンテの追撃をかわし、Pre-season Esports WTCR Championship初優勝を飾った

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