「本来、ノンタイトル戦として計画されていた1戦を『TCRバサースト400』としてシリーズ戦に組み込む動きは、バサースト・インターナショナルの地にTCRが登場し、この世界的に人気のカテゴリーが同地でプレゼンスを確立するひとつのハイライトになるだろう」と続けたブレイドCEO。

 まだ週末のタイムテーブルは暫定ながら、予選はオープニング2レースのスターティンググリッド順を決定するために使用され、レース2では予選トップ10リバースグリッドを採用。最初の2レースで獲得したポイントが、週末の最終レースでポールポジション獲得する権利を得ることにつながる仕組みとなる。

 一方、4月24~25日の週末にニュージーランドのオタゴ地方クロムウェルにあるハイランズモータースポーツパークで、初年度ながら“年1”でのイベント開催となっていたTCRニュージーランド・シリーズは、2022年に向け「開催サーキット未定」ながら、年間3戦のシリーズ開催を発表した。

 元WRC世界ラリー選手権の優勝経験者ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi30 N TCR/パッドン・ラリースポーツ・グループ)の参戦が話題となり、そのポールシッターを打ち負かして3戦2勝を挙げた、アウディRS3 LMSのクリス・ヴァン・デル・ドリフト(トラック・テック・レーシング)が初代チャンピオンの座を手にしたTCRニュージーランド

 その主催団体であるモータースポーツ・ニュージーランドのCEOを務めるエルトン・グーナンは、「最初のTCRニュージーランド・チャンピオンシップでの成功をさらに発展させることが我々の責務であり、こうして来季カレンダーを発表できたことをうれしく思う」と語っている。

「ハイランドでのレースは成功を収め、参戦エントラントからも好意的なフィードバックが得られている。また来季に向けては新規マニュファクチャラーの新たなTCRモデル参戦の話題も聞こえており、それが実現すればシリーズの素晴らしい後押しになるだろう」とCEOのグーナン。

 2022年1月にニュージーランドの南島で2回、2月下旬または3月上旬に同じく北島で1回のラウンドが行われる計画で、正確な日付と開催トラックの詳細は追って発表される予定だ。

TCRニュージーランド初年度には、元WRC世界ラリー選手権の優勝経験者ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi30 N TCR/PRG)が参戦
2022年1月にNZの南島で2回、2月下旬または3月上旬に同じく北島で1回のラウンドが行われる計画だ

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円