一方、地元オーストラリアであらゆるサービス業を展開する複合企業プレミエア・ハイアを運営し、同社のマネージングディレクターを務めるピーター・ジベラは、かつてのテクノ・オートスポーツからチーム・シドニーへと変貌したチームを引き継ぎ、RSCへの新規参入を果たすことを決断した。

「それは気が遠くなるようなもので、正直に言って多くの複雑な感情があるね」と、その苦労を明かしたジベラ。

「この短期間でやるべきことはたくさんあるが、我々はまだそれをすべてつなぎ合わせている段階だ。今回の場合は厳しい締め切りもあり、本来なら12カ月掛かるようなことも、わずか6週間で達成する必要があるからね」と続ける地元ドラッグレースのトップフューエル部門チャンピオンでもあるジベラ。

「しかし私にとって慰めとなるのは、過去数年間チームに(企業パートナーとして)参加していて、それがどのように機能するかを見てきたことだ。そのため、本格的に運営に参画してチームを前進させることに本当に興奮しているよ」

 チームは本拠地の場所をシドニーから変更することも検討しており、メルボルンやブリスベンなど、まだ確定されていない都市に移すことも計画しているという。

 併せてドライバーラインアップも早々にアナウンスし、ギャリー・ヤコブソンの残留とともに、2021年はブラッド・ジョーンズ・レーシング(BJR)でマコーレー・ジョーンズの耐久カップ登録ドライバーとして参戦したクリス・ピサーの復帰を発表した。

 これにより、かつてはフォード系トップチームのディック・ジョンソン・レーシング(DJR)などでも活躍したファビアン・クルサードは、2005年以来続いてきたフルタイムシートを失うことが確定し、今後は耐久カップ登録ドライバー市場の最有力候補として引き続きRSC参戦の道を探るとしている。

2020年のTeam Sydney(チーム・シドニー)創設初年度に所属したクリス・ピサーが、新体制に併せて復帰することが決まった
鳴り物入りでチーム名称変更を果たしたTeam Sydney(チーム・シドニー)だったが、わずか2年でその幕を閉じることに
かつて3冠王者スコット・マクラフランの僚友も務めたファビアン・クルサード。耐久カップ登録ドライバー市場の最有力候補に浮上した

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